ETCカード

バイクにETCカードを設置する方法!取り付け・セットアップまでの流れを解説

 

高速道路の料金所をスイスイと通過できる上、多大な割引を享受することができるETCカード。高速道路を頻繁に利用するのであれば、是非とも備えておきたいカードと言えます。

今では、バイク(自動二輪)でもETC車載器を設置して、ETCカードの利用ができるようになっています。

でも、どうやってバイクにETCを設置したら良いの?

実は、車で使用しているETC車載器はバイクに流用できません。そんなバイクでのETC車載器設置方法やETC車載器カードの使い方について詳しく解説していきます。バイク好きの方は、高速道路の利用前にしっかりと目を通しておいてくださいね。

バイクのETC車載器は車とは違う!

改めて結論から言うと、バイクのETC車載器は車とは異なります。以下のポイントに目を向けていただければ、乗用車に使うETC車載器を、バイクに流用できないことがご理解いただけるでしょう。

  • 車載器に搭載されている車両情報
  • 通行料金

以下、それぞれについての解説を加えていきます。

車載器に搭載されている車両情報

ETCの車載器には、以下のような情報が取り込まれています。

  • 車両ナンバー
  • 所有者の個人情報

乗る方は同じでも、自動車とバイクの場合では車両ナンバーなどの車両情報は異なってきますよね。車両情報が違うということが、乗用車とバイクでETC車載器を同様に扱うことができないポイントと言えるでしょう。

通行料金

次に、乗用車とバイクでは通行料金も異なってきます。ご存知だとは思いますが、乗用車よりもバイクの方が通行料金は安いため、仮に乗用車に搭載していたETC車載器をバイクに流用して利用した場合、通行料金の過払いということになってしまいます。

え、軽自動車ならバイクと同額ですよね?

そう。ここで鋭い方ならこんな質問が頭に浮かぶかもしれません。実際にバイクの高速道路料金は軽自動車と全く同じです。

ところが、前述した通り、車両情報そのものが異なってくるため、たとえ料金が同様だとしても、ETC車載器をバイクに流用することはできないのです。

バイク用ETC車載器本体の相場と工賃費用

乗用車とバイクでは、別々にETC車載器を搭載する必要があることについてはお分かりいただけたかと思います。次に気になるのが、バイク用ETC車載器を設置するのにかかってくる費用面のことでしょう。

ここでは、バイク用ETC車載器本体にかかる費用と、その取り付け工賃の相場についてみていきたいと思います。

バイク用ETC車載器本体

結論から言うと、バイク用ETC車載器の価格は、車のETC車載器と比較すると高くつきます。ちなみに相場としては以下の通りです。

  • バイク用ETC車載器本体:20,000円程度
  • 乗用車用ETC車載器本体:5,000円程度

かなり相場に差がありますよね。なぜ、これだけバイクの方が高くなるのか、どのような理由があるのでしょうか。

バイクのETC車載器が高い理由の一つに設計があります。バイクは乗用車とは異なり、壁や屋根が存在せず、車体そのものがむき出しになっています。

当然ながら、ほこりや風雨、振動による影響を大きく受けることになります。つまり、バイク用ETC車載器は、厳しい防水規格・防塵規格をクリアする技術力が求められる商品なのです。

そして次に、バイク用ETC車載器本体を製造しているメーカーが少ないということが挙げられます。バイク市場の規模が、車には遠く及ばないため、メーカーにとっても参入しにくい分野なのでしょう。

ちなみに、バイク用ETC車載器を扱っている主なメーカーは以下の通りです。

  • 日本無線(JRC)
  • ミツバサンコーワ(MITSUBA)
  • 本田技研工場(HONDA)

バイク用ETC車載器の取り扱いがある店舗であれば、ETC車載器のセットアップ〜取り付けまでをまとめてしてもらうことができますよ。

取り付け工賃

続いて、バイクの車載器の設置にかかる工賃次に関して紹介しておきます。ETC車載器のセットアップと設置料金込みで10,000円以内でおさまると思っておいて良いでしょう。安いところであれば、6,000円程度で済む場合もあります。ちなみに工賃に関しては、自動車用と比較しても、そこまで差は生じません。

したがって、車載器本体と工賃を含めると、おおよそ25,000円〜30,000円程度でバイク用ETC車載器の準備が完了するイメージとなります。これを高いと思うか安いと見るかは、どの程度高速道路を利用していくかにもよります。

バイクの場合、ETCカードなしで料金を支払うのは、乗用車以上に手間がかかります。その点を踏まえると、ETCカードを活用することで得られるメリットは比較的大きいと言えるかもしれませんね。

バイクで利用するETCカードは車と同じでOK!

ここまでをご覧いただき、ETC車載器を別にしなければならないのであれば、「ETCカードも別々に作成しなければいけないのでは?」と思っている方もいるかもしれません。

ところが、ETCカードについてはこの限りではありません。ETCカードは作成するだけでも一手間かかりますので、この点についてはありがたいですね。

車載器さえ搭載されていればETCカードは一枚を流用可能

各車両情報は、その車に搭載されている車載器に登録されています。したがって、車載器さえきちんとセットアップされていれば、ETCカードを細かく使い分けする必要はないということです。

たとえば、自家用車ではない車やバイク、レンタカーやレンタルバイクなども同様のことが言えます。いずれの車にしても、ETC車載器が導入されてさえいれば、手続きをすることなく、一枚のETCカードで割引を受けることができますよ。

ETCカードを車ごとに使い分けても構わない

先ほど、ETCカードは一枚を流用することが可能であるとお伝えしました。とは言え、中には自動車の利用分とバイクの利用分を別々に管理したいという方や、ETCカードの抜き差しをすることなく利用したいといった方もいるかもしれません。

そんなケースであれば、ETCカードを別々に利用すると良いでしょう。ETCカードは一枚を流用してもいいですし、別々のものを分けて利用しても問題はありません。

ETCカードの利用方法に関しては、個人の好みによるところがありますね。一点ポイントを囁くとすれば、いずれの場合にせよ、できるだけ年会費無料で発行できるETCカードをチョイスするというところでしょうか。

せっかく節約効果を高めるためにETCを導入するのですから、ランニングコストは極力抑えたいですよね。

年会費無料のETCカードを探している方は『ETCカードが無料で発行できるおすすめを徹底比較|本当にお得なETCカード』の記事も合わせて参考にしてみてください。

バイクでETCレーンを通過する時の注意点

最後に、バイクでETCレーンを通過する際の注意点をまとめておきましょう。

  • 時速20km以下で通過する
  • 車間距離を十分に確保する
  • 並走、追い抜き、バックは厳禁
  • ETCレーンの誘導線内を走行
  • 二輪車ETC推奨レーンを走行

早速、それぞれの詳細を解説していきますよ。

時速20km以下で通過する

たとえ高速道路といえど、料金所においては減速しなければならないのは言うまでもありません。特に、ETCレーンを通過する際には、時速20km以下を励行しましょう。

ちなみになぜ、20km以下という規定が設けられているかはご存知でしょうか。これに関しては、以下の2点が主な理由として挙げられます。

  • ETC車載器の情報をゲート内で確実に通信するため
  • 突然のアクシデントが起こっても対応できるようにするため

当然ながら、安全第一ですね。ETCレーンを利用する際には、「何が起こっても対応できるように」というくらいの意識を持って通行するようにしましょう。

車間距離を十分に確保する

時速20kmのボーダーラインさえ守っていれば良いというわけでもありません。速度だけではなく、車間距離にも十分に注意を払っておきたいものです。

前を走っている車が急に停止したり、前の車がETCカードを挿入し忘れているといったこともあるかもしれませんよね。

そんな場合でも十分に対応できるように、前方の車が停止したとしても、安全に停止できるような速度と車間距離を保っておきましょう。

並走、追い抜き、バックは厳禁

バイクに乗る際に注意したいのは、並走や追い抜き、ましてやバックなどをしないことです。バイクは比較的小回りが利くため、前方の車両が比較的ゆったりと走行していると、つい並走したり、追い抜いたりしたくなってしまいますが、非常に危険なのでこれらの行為は慎みましょう。

言うまでもなく、バイク仲間と一緒にツーリングに出かけている際に、群れながら走行するのも厳禁ですよ。

ETCレーンの誘導線内を走行

ETCレーンにおいては、誘導線内を正しく走行しましょう。というのもETCシステムは、ETC車載器とゲートの間でほんの一瞬で細かなデータのやり取りを行います。したがって、誘導線の外側を通過してしまうと、データを正しく読み取れず、通信エラーが発生してしまう可能性があるのです。

また、誘導線内を通過していれば、仮にエラーやトラブルで開閉バーが開かないといったようなケースにおいても、バーとバーの隙間を通過することで、衝突事故を回避することができます。

ちなみにその場合は、次のパーキングエリアで停止し、所轄の高速道路連絡先に「緊急退避した」という旨を伝えると良いでしょう。

二輪車ETC推奨レーンを走行

前述したように、本来であれば料金所は時速20km以下で徐行しながら通過するのがルールとなっていますが、本線の途中にある料金所などでは、進入速度が速すぎる車が多い箇所もあります。

そのようなエリアにおいては、通行する車の速度が比較的緩やかな左側レーンの利用が推奨されており、「二輪車左へ」という看板が設置されていることも。

このサインを見たらすぐに左レーンに寄れるよう、料金所に入る手前では、あらかじめ左側を走行しておくのが良いかもしれませんね。

まとめ

乗用車のETC車載器とバイクのETC車載器は異なるものを使用する必要があります。コストを抑えたいからといって、ETC車載器を他の車両に流用することはできません。

ただし、ETCカードについては、1枚で色んな車両を利用することができます。唯一の条件としては、利用する車両に、きちんとETC車載器が搭載されていることです。

バイクでETCレーンを通過する際には、時速20km以下で走行する、車間距離を十分に確保する、並走や追い抜きをしないなどの基本的なルールを遵守しましょう。

バイクは乗用車とは異なり、車体や人体がむき出しになっている状態です。乗用車と比較すると安全性・安定感に欠けるため、高速道路の走行時やETCレーン通過時などは「気を付け過ぎるくらいでちょうどいい」と心得ておきましょう。

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