ETCカード

ETCカードをマイレージに登録する方法・手順【還元率やお得さを知ろう!】

 

高速道路の利用において大幅に割引を受けることができるETCカード。有料道路を普段使いしている方にとっては、まさに必須のカードとも言えますね。

ETCカードはデフォルトにおいて、休日および夜間割引を適用させることができますが、朝夕割引を受けるためには、マイレージサービスに登録する必要があります。また、ETCマイレージサービスに登録することで、ポイント付与を得ることができるようにもなります。

ここでは、ETCカードの節約効果を大きく高めてくれるマイレージにまつわる情報をシェアしていきますよ。

ETCカードをマイレージに登録する方法・手順

当然のことながら、ETCカードをマイレージに登録するためには、ETCカードと車載器を準備する必要があります。

クレジットカードを発行できる方や、すでにクレジットカードを所有している方の場合は、クレジットカードからの紐付けでETCカードを発行しましょう。

何らかの事情でクレジットカードを発行できない場合でも、デポジットやランニングコストを負担すれば、ETCパーソナルカードを作成することも可能です。

ETCパーソナルカードについては『ETCパーソナルカードの作り方・発行期間・かかるデポジットを解説』の記事を参考にしてください。

 

また、ETC車載器に関しては、カー用品店やカーディーラーなどで購入し、セットアップ作業を済ませておきましょう。ちなみにセットアップとは、車両情報をETC車載器に登録する作業のことです。

登録方法はインターネットと郵送の2通り

さて、ETCカードと車載器の準備ができたら、マイレージサービスへの登録です。

ETCマイレージサービスへの登録方法は、インターネットか郵送がありますが、郵送の場合はおおよそ2〜3週間の期間をみておく必要があります。それに対し、インターネット上の登録であれば、1週間程度で完了する上、申し込み当日から割引を享受できるというメリットもあるため、特別な事情がない限りはインターネットからの手続きがおすすめです。

  • インターネットでの手続きはコチラ→ETCマイレージサービス公式HP
  • 郵送での申し込み
    郵送での申し込みを希望する場合は、高速道路の料金所事務室やサービスエリアなどで配布されている申込書を取得し、必要事項を記載の上、ETCマイレージサービス事務局宛に送付をするという流れになります。

郵送の場合の郵送代は自己負担となるため、金銭的にも時間的にもインターネットでの申し込みと比べると遅れを取ってしまうことは把握しておきましょう。

ETCマイレージサービスの登録に必要な情報

ETCマイレージサービスに登録する上で必要な情報は以下の通りです。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 住所
  • 電話番号
  • ETCカード番号および有効期限
  • 車両番号(ナンバープレートの4桁)
  • 車載器管理番号(ETC車載器の19桁)

ちなみに、この時点で登録した車両以外の利用についても、ETCマイレージサービスのポイントは付与されます。

また、本来はETC車載器1台に対し、1枚のETCカードの登録が原則ですが、同居している家族のETCカードや、同一事業所の法人カードに限り、最大4枚まで登録することが可能です。ただし、その場合でも複数カード間でのポイントおよび還元額の合算をすることはできません。

車載器によっては登録できない場合もある

ここで注意しておきたのは、車載器によっては登録できないケースがあるということです。

たとえば、ETC車載器を譲り受けた場合や、ETC車載器が搭載された中古車を購入したケースなどにおいて、前所有者による登録が残っていると「同一車載器管理番号が既に登録されています」というエラーメッセージが表示されてしまいます。

この場合は別途の手続きが必要なので、ETCマイレージサービス事務局まで問い合わせをしましょう。

ETCマイレージサービス事務局
ナビダイヤル:0570-010125
携帯電話・PHS・IP電話:045-477-3793

登録が済んだらIDとパスワードを管理する

インターネット・郵送のいずれの場合においても、正式に登録が完了すると、マイレージIDとパスワードが記載された「ご登録完了のお知らせ」が郵送されてきます。

マイページにおける履歴の確認や、各種手続きにはマイレージIDとパスワードが必要になるため、これらの情報はしっかりと管理しておくように心がけましょう。

ETCマイレージのポイント還元率

さて、次にETCマイレージの活用で得られるポイント還元率についてみていきたいと思います。すでにETCマイレージを取り入れている方の中にも、ポイント制度をはっきりと理解できていない方も多いのではないでしょうか。

以下、ETCマイレージポイントの詳細を紐解いていきましょう。

ETCマイレージの仕組み

まずは、ETCマイレージの仕組みを紹介していきます。利用〜割引の流れとしては、以下の通りです。

  1. ETCカードで通行料金を支払う
  2. 利用月の翌月20日にポイントが還元される
  3. 貯まった還元額をポイントに交換する
  4. 交換した金額分を使い切るまで無料走行ができる

ここでポイントとなるのは、ETCカード利用時点では通常料金を一旦支払い、還元分は後日享受するということです。ETCカードの機能にデフォルトで備わっている深夜割引や休日割引はその場で割引が適用されますが、マイレージサービスの割引は後日の適用になるのですね。

ちなみに、マイレージサービスは、深夜割引や休日割引との併用も可能です。ただし、ポイントの付与はETCの割引料金によって算出されます。つまり、実際に支払った金額を元に計算されるということですね。

ポイント制度は道路事業者ごとに異なる

ETCマイレージサービスを話題にあげた時に少々ややこしいのが、道路事業者ごとにポイント制度が異なってくるということです。まずは以下の表をご覧ください。

道路事業者名ポイント付与率
NEXCO東日本
宮城県道路公社
本州四国連絡高速道路株式会社
1P/10円
加算ポイントなし
阪神高速道路株式会社
※10,000円越からポイント加算
3P/100円
加算ポイント:3〜10P/100円
愛知県道路公社
※5,000円超からポイント加算
1P/100円
加算ポイント:4〜18P/100円
名古屋高速道路公社
福岡北九州高速道路公社(都市高速)
広島高速道路公社
※5,000円超からポイント加算
1P/100円
加算ポイント:3〜19P/100円
神戸市道路公社
※10,000円超からポイント加算
3P/50円
加算ポイント:3〜10P/50円
首都高速株式会社なし

ETCマイレージサービスで付与されるポイントには2種類あります。

  • 基本ポイント:1回ごとの利用料金に対して付与されるポイント
  • 加算ポイント:月間利用額が一定以上になるとボーナスとして追加される加算ポイント

残念ながら、首都高速株式会社の有料道路においては、ポイント付与は得られないようですね。

基本ポイントと加算ポイントの考え方ですが、基本ポイントは1回ごとに端数が切り捨てられるのに対し、加算ポイントは月間利用額の端数が切り捨てられる仕様となっています。

たとえば、ある月に540円の道路を8回利用した場合、それぞれのポイントは以下の通り算出されます。ここでは便宜上、基本料金、加算料金ともに100円ごとに1ポイントの付与と想定します。

  • 基本ポイント
    540円のうち、40円は毎回切り捨て。
    500円×8回=4,000円
    つまり、基本ポイントは40ポイントとなります。
  • 加算ポイント
    540円×8回=4,320円
    ここで端数の20円が切り捨てとなるため、加算ポイントは43ポイントとなります。

加算ポイントに関しては、走れば走るほどにポイント付与率が上がる仕組みになっています。どれくらいの利用料金でどの程度の付与率になるのかについては、以下の表を参考にしてみてください。

阪神高速道路株式会社の加算ポイント
月間利用額加算ポイント(100円ごと)
~10,000円迄0ポイント
10,000~35,000円迄3ポイント
35,000~70,000円迄5ポイント
70,000円~10ポイント
愛知県道路公社の加算ポイント
月間利用額加算ポイント(100円ごと)
~5,000円迄0ポイント
5,000~10,000円迄4ポイント
10,000~20,000円迄8ポイント
20,000~30,000円迄12ポイント
30,000円~18ポイント
名古屋高速道路公社
福岡北九州高速道路公社
広島高速道路公社の加算ポイント
月間利用額加算ポイント(100円ごと)
~5,000円迄0ポイント
5,000~10,000円迄3ポイント
10,000~20,000円迄6ポイント
20,000~30,000円迄12ポイント
300,000円~19ポイント
神戸市道路公社の加算ポイント
月間利用額加算ポイント(50円ごと)
10,000円迄0ポイント
10,000~35,000円迄3ポイント
35,000~70,000円迄5ポイント
70,000円~10ポイント

計算がそこまで得意でない方の中には思わず、「おいおい、どうしてもっとシンプルな仕組みにしないんだ…。」とつぶやいてしまう方もいるかもしれませんね。

一つ例を示しておくと、神戸市道路公社で15,000円を利用した場合の計算式は以下の通りとなります。

5,000円÷50×3ポイント=300ポイント

ここで勘違いしてしまう方もいるかもしれないのですが、15,000円の利用だからといって、15,000円÷50×3ポイント。という計算式にはなりません。

なぜなら、10,000円までの利用分については加算ポイントが0だからです。あくまでも、10,000円を超えた部分からのスタートとなっています。やはり少しややこしいですよね。

ちなみに、15,000円の利用で得られる神戸市道路公社の基本ポイントの計算式は以下の通りです。便宜上ここでは、1回ごとの利用における端数は想定外とします。

15,000円÷50×3ポイント=900ポイント

  • 基本ポイント:900ポイント
  • 加算ポイント:300ポイント
    →合計:1,200ポイント

15,000円の利用で1,200ポイントなので、還元率は8%となりますね。ただしこれは、端数の計算を度外視した算出であり、利用する道路公社によっても付与率は異なるため、あくまでも一例の数値として捉えていただければと思います。

ETCマイレージで貯まったポイントの使い道

さて、次にみていくのは、ETCマイレージで貯まったポイントの使い道についてです。クレジットカードの利用で貯まるポイントなどとは異なり、ETCマイレージで貯まったポイントは、有料道路の無料走行分にのみ充当することができます。

ここでは、貯まったポイントをどのように還元するのかに加え、お得な還元方法についてもシェアしていきますよ。

ポイントの交換方法

ETCマイレージサービスで貯まったポイントの交換方法としては、以下の4種類があります。

  1. ポイント自動還元サービス
  2. インターネットのマイページから手続き
  3. 自動音声ダイヤルでの手続き
  4. ETCマイレージサービス事務局への電話での手続き

早速、それぞれの詳細を確認していきましょう。

ポイント自動還元サービス

ポイント自動還元サービスはその名の通り、ある程度ポイントが貯まった時点で自動的に無料通行分に還元されるサービスです。毎回の手続きが手間だという方にはおすすめの方法ですね。申し込みの手順は以下の通りです。

  1. ETCマイレージサービス公式ホームページからログインする
  2. マイページ上部の「登録情報変更」をクリック
  3. ポイント自動還元サービスの項目で「希望する」にチェックを入れ、ページ下部の「次へ」をクリック
  4. 画面の内容を確認し、間違いがなければページ下部の「確認」をクリック

ここまでです。ちなみに、ポイントの交換最低単位は、道路公社によって異なるため、以下の表を参考にしてみてください。

道路事業者ポイントの自動交換単位
NEXCO東/中/西日本
宮城県道路公社
本州四国連絡高速道路株式会社(本四高速)
5,000ポイント=5,000円分
阪神高速道路株式会社
愛知県道路公社
名古屋高速道路公社
広島高速道路公社
福岡北九州l高速道路公社(都市高速)
1,000ポイント→1,000円分
神戸市道路公社1,000ポイント→500円分

インターネットのマイページから手続き

インターネットを利用する場合は、以下の流れに沿って手続きを進めていきましょう。

  1. ETCマイレージサービス公式ホームページからログインする
  2. マイページ上部の「ポイント交換」をクリック
  3. 希望のポイント数を入力し、ページ下部の「次へ」をクリック
  4. 画面の内容を確認し、間違いがなければページ下部の「ポイント交換」をクリック
  5. ポップアップの内容(一度交換したポイントは戻すことができない旨)を確認し、「OK」をクリック

自動音声ダイヤルでの手続き

自動音声ダイヤルは24時間利用可能です。ETCマイレージサービスのマイページIDとパスワードを控えた上で、以下の電話番号に連絡をしましょう。

050-2015-1010
※携帯電話・PHS・IP電話からでも可能
※黒電話などのトーン発信できない電話機は不可

ETCマイレージサービス事務局への電話での手続き

ETCマイレージサービス事務局への電話で手続きをする場合は、ETCマイレージサービスのマイページIDを準備した上で、以下の連絡先に電話しましょう。

ETCマイレージサービス事務局
ナビダイヤル:0570-010125
携帯電話・PHS・IP電話:045-477-3793

受付時間
平日:9:00-21:00
土日祝:9:00-18:00

ポイントの価値も道路公社によって異なる

鋭い方なら前項の内容でお気付きかと思いますが、得られたポイントの価値(還元率)についても、道路公社によって異なってきます。

道路事業者名ポイント交換単位
NEXCO東/中/西日本
宮城県道路公社
本州四国連絡高速道路株式会社(本四高速)
1,000ポイント=500円分
3,000ポイント=2,500円分
5,000ポイント=5,000円分
阪神高速道路株式会社
愛知県道路公社
名古屋高速道路公社
広島高速道路公社
福岡北九州l高速道路公社(都市高速)
100ポイント=100円分
神戸市道路公社200ポイント=100円分

ここで把握しておきたいのは、基本的に道路事業者をまたいでのポイント利用・合算はできないということです。ただし、ポイントを交換した後の無料通行分に関しては、各社共通となります。

たとえば、NEXCOの利用で得たポイントを無料通行分に交換し、その無料通行分で阪神高速を利用するといった使い方も可能です。ポイント付与を得た道路と、無料通行分を利用する道路が必ずしも同じである必要はないということですね。

NEXCO/宮城/本四高速に関しては、5,000ポイント以上まとまってからの交換が最もお得です。1,000ポイントずつの交換と比較した時には還元率に2倍の差が生じるので注意しましょう。

ちなみに、マイレージサービスで得たポイントの有効期限は、ポイントが付与された年度(4月~翌3月)からその翌年度末(3/31)までの最長2年間です。ただし、ポイントから無料通行分に還元したあとは、有効期限を気にしなくても良くなります。

以上の仕組みを理解した上で、マイレージポイントを上手に活用していきたいですね。

平日朝夕割引の活用で還元率は50%を超える

ETCマイレージサービスのメリットはポイント還元だけには止まりません。NEXCOの管轄道路および、宮城県道路公社の仙台松島道路を利用する方であれば、平日朝夕割引を活用することで、還元率50%超えの可能性も出てくるのです。

以下に、その気になる平日朝夕割引の詳細をみていきましょう。

対象の時間帯

  • 朝6時〜9時
  • 夕方17時〜20時
    ※割引はそれぞれの時間帯において1日1回のみ

割引概要

  • ETCカードごとの1ヶ月(1日から末日まで)の割引対象となる利用回数に応じた還元率を割引対象区間の通行料金のうち最大100km相当分に適用
  • 還元分は利用月の翌月20日にETCマイレージサービスの還元額(無料通行分)として付与
1ヶ月の割引対象となる利用回数と還元率
5回〜9回まで通行料金のうち、最大100km相当分を約30%還元
10回以上通行料金のうち、最大100km相当分を約50%還元

※1ヶ月における利用回数が5回に達しない場合は適用なし

平日朝夕割引とマイレージサービスによるポイント付与は併用できるため、1ヶ月のうち10回以上の利用をする方であれば、還元率は50%を超えることができます。10回まではいかなくとも、5回以上で30%です。

いかにETCマイレージサービスによる割引率が高いかがわかりますね。マイレージサービスへの登録自体に費用がかからないことを考えれば、非常にお得感の強いシステムと言えます。

仮にクレジットカードを発行できない事情があり、ETCカード自体を持っていなかったとしても、高速道路の利用頻度が多いのであれば、デポジットや年会費のかかるETCパーソナルカードで代用する価値はあります。一時的な出費に目を向けるのではなく、あくまでも年単位での節約効果を算出する習慣をつけましょう。

プライベートや仕事で車を普段使いしている方であればぜひ、少しでも節約効果を高める為にも、ETCマイレージサービスを存分に活用してみてくださいね。

まとめ

ETCカードをマイレージサービスに登録する方法は、インターネット・郵送の2通りがあります。郵送の場合、郵送代や時間がかかってしまう為、特別な事情がない限りはインターネットでサクっと申し込みを済ませてしまうのが良いでしょう。インターネットからの申し込みであれば、当日からマイレージのポイント付与もあります。

また、マイレージサービスのポイント制度は利用する道路公社によって異なるため、本記事に記載したポイント付与率の表を参考にし、あなたが普段から利用している道路においてどの程度ポイント還元が得られるかを計算してみましょう。

ポイント付与のサービスと合わせ、マイレージ登録者限定の平日朝夕割引を活用すれば、50%以上の還元も夢ではありません。

ぜひ、クレジットカードの紐付けからETCカードを作成できずにいる方も、ETCパーソナルカードおよび、ETCマイレージサービスを検討してみてください。ETCマイレージサービスを活用しないままでいると、大幅に損をし続けていくかもしれませんよ。

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