ETCカード

ETCカードは個人事業主でも作れる!個人事業主におすすめのETCカード

 

高速道路を利用する上で欠かすことができないETCカード。特に普段から車移動が多い方にとっては、ETCカードなしで有料道路を通過するなんて考えられないことかと思います。

個人事業主の方の場合、クレジットカードの審査になかなか通りづらいことから、付帯しているETCカードを発行できずに悩んでいませんか?

そんな方は、ETCカードの作成を諦めなくてはいけないのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。個人事業主でも発行しやすいETCカードについて詳しく解説していきます。

創業間もない個人事業主でもETCカードの発行は可能!

結論から言うと、創業して間もない個人事業主の方でも、クレジットカードの審査なしでETCカードを発行することは可能です。

審査なしでどうやって作成するんですか?

と疑問に思う方もいるかもしれませんが、実はクレジットカードの審査を通過できずに困っている方のために用意されているETCカードがあるのです。

  • ETCパーソナルカード
  • ETC法人カード

ここでは、この2種類のETC専用カードについて、解説を進めていきますよ。

ETCパーソナルカード

ETCパーソナルカードは、以下の6社が共同で発行しているETCカードです。

  • NEXCO東日本
  • NEXCO中日本
  • NEXCO西日本
  • 首都高速道路株式会社
  • 阪神高速道路株式会社
  • 本州四国連絡高速道路株式会社

ETCパーソナルカードで享受することができる割引内容は一般的なETCカードと同様です。審査なしで発行することができるという点が圧倒的なメリットではありますが、その反面、所定のデポジットや年会費を支払う必要があるというデメリットにも目を向けておかなければなりません。

ETCパーソナルカードの割引額

まずは、ETCパーソナルカードで得られる割引の詳細についてみていきましょう。以下、大きく分けて3種類の割引があります。

  • 平日朝夕割引
  • 深夜割引
  • 休日割引

それぞれの割引の詳細は以下の通りです。

割引の種類平日朝夕割引深夜割引休日割引
時間帯(対象日)・朝6時〜9時
・夕方17時〜20時
※割引はそれぞれの時間帯において1日1回のみ
毎日0時〜4時・土曜日
・日曜日
・祝日
・1月2日
・1月3日の終日
割引率※別表参照30%30%
対象車種すべての車種すべての車種・普通車
・軽自動車(二輪車など)
対象道路・NEXCO東日本/中日本/西日本(NEXCO3社)が管理する地方部の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)
・宮城県道路公社の仙台松島道路
・NEXCO東日本/中日本/西日本(NEXCO3社)が管理する全国の高速道路
・宮城県道路公社の仙台松島道路
※京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路を除く
・NEXCO東日本/中日本/西日本(NEXCO3社)が管理する地方部の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)
・宮城県道路公社の仙台松島道路

※平日朝夕割引の概要

  • ETCカードごとの1ヶ月(1日から末日まで)の割引対象となる利用回数に応じた還元率を割引対象区間の通行料金のうち最大100km相当分に適用
  • 還元分は、利用月の翌月20日にETCマイレージサービスの還元額(無料通行分)として付与
1ヶ月の割引対象となる利用回数と還元率
5回〜9回まで通行料金のうち、最大100km相当分を約30%還元
10回以上通行料金のうち、最大100km相当分を約50%還元

※1ヶ月における利用回数が5回に達しない場合は適用なし

深夜割引および休日割引についてはデフォルトで得られる割引ですが、平日朝夕割引を得るためには、事前にETCマイレージサービスへ登録を済ませておく必要があります。

ETCマイレージサービスを活用すれば、平日朝と夕方の時間帯に30%〜50%の割引を享受できることに加え、利用ごとにポイントの付与があり、貯まったポイントは無料通行分として活用することができます。

ETCマイレージサービスの登録に費用は一切かからないため、少しでも節約効果を高めたい方はぜひ、登録手続きを済ませておきましょう。

必要なデポジットは最低20,000円

次にみていきたいのがETCパーソナルカードのデポジットです。デポジットは、そもそもなぜデポジットが求められるのでしょうか。その理由としては、ETCパーソナルカードを使用した場合の支払いが、翌月の引き落としになることが関連しています。

つまり、ETCパーソナルカードのデポジットには、利用〜支払いまでの期間において、通行料金の債務を保証するという意味合いが込められているのです。

もちろん、デポジットはプリペイドカードのような前払金ではないため、通行料金の支払いに充当することはできません。

ETCパーソナルカードを作成する上で必要となるデポジットは最低20,000円です。最低20,000円というだけではイメージがつきにくいかと思いますので、以下の表で詳細を確認していきましょう。

月間平均利用額
(5,000円単位で切り上げ)
デポジット額
5,000円20,000円
10,000円40,000円
15,000円60,000円
20,000円80,000円

有料道路の月間平均利用額の4倍を預けるのが基本ルールです。デポジットの金額は5,000円単位で切り上げとなります。

  • 月間平均利用額が8,000円の場合:デポジットは40,000円
  • 月間平均利用額が16,000円の場合:デポジットは80,000円

当然のことではありますが、きちんと利用額が支払われなければ、デポジットの増額を求められたり、最悪の場合は利用停止の扱いを受けることになるので注意が必要です。

年会費は1,234円

ETCパーソナルカードを所有する上で必要な年会費は1,234円(税込)となります。前述のデポジットはカードの解約時に返金されますが、こちらは毎年必要となるランニングコストです。

クレジットカードからの紐付けで発行できるETCカードの多くが年会費無料で発行できることを考慮に入れると、この点はデメリットと言えますね。

ETCパーソナルカードの作成方法

さて、デポジットやランニングコストが必要となるという点を踏まえていただいた上で、ETCパーソナルカードの作成方法を解説していきましょう。

ETCパーソナルカードは、以下の流れに沿って発行することになります。

  1. 申込書を入手する
  2. 申込書に必要事項を記載し、パーソナルカード事務局に送付する
  3. 所定のデポジットを振り込む
  4. ETCパーソナルカードの到着を待つ

少々残念なのが、インターネットの申し込みに対応していない点です。ネットでありとあらゆることが済んでしまうこの時代においてはデメリットと言えますが、これに関してはどうしようもないため、まずは申込書を以下のいずれかの方法で入手しましょう。

  • 高速道路のサービスエリアでもらう
  • ETCパーソナルカード事務局に電話して送付してもらう

ETCパーソナルカード事務局

TEL 044-870-7333(土日、祝日、年末年始除く9:00~17:00)

少しでも早くETCパーソナルカードを発行したい方であれば、以下の2点に注意しながら手続きを進めていきましょう。

  • 申込書はサービスエリアに直接取りにいく
  • 申込書の記入やデポジットの振込を素早く済ませる

申込書はETCパーソナルカード事務局に依頼することもできますが、事務局経由だと郵送のやりとりが増えてしまうため、どうしても時間が余計にかかってしまいます。

また、申込書の記入やデポジットの振込を素早く済ませることで、ETCパーソナルカードの早期発行につながるのは間違いありません。

ちなみに公式ホームページによると、デポジットの入金からカードが手元に届くまでの期間はおおよそ2週間と記載されています。この点を踏まえると、早い方なら3週間〜1ヶ月程度でETCパーソナルカードを発行することができるでしょう。

ETCパーソナルカードについてもっと詳しく知りたい方は『ETCパーソナルカードの作り方・発行期間・かかるデポジットを解説』の記事を参考にしてみてください。

法人ETCカード

さて、続いては法人ETCカードの詳細をみていきます。法人ETCカードは、法人や個人事業主向けのETCカードで、高速情報共同組合が発行しています。

審査なしで発行できる点、出資金(デポジット)や年会費などの費用が必要な点は先ほどのETCパーソナルカードと同様です。

また、割引額も他のETCカードと同様…と言いたいところなのですが、実はこの法人ETCカード、ETCマイレージサービスへの登録に対応していないため、平日朝夕割引を受けることができない仕様なのです。

したがって、平日の朝や夕方の時間帯に利用が多い方であれば、ETCパーソナルカードを選択する方がメリットは大きいと言えるでしょう。

出資金は10,000円

ETC法人カードを作成する上で必要となる出資金は10,000円です。前述のETCパーソナルカードのデポジットと比較すると、やや初期の出費は抑えることはできますね。

この出資金に関しては、組合を脱退する(カードを手放す)際に返金されるため、一時的な費用と捉えておいても良いでしょう。

ランニングコストはかさみやすい

ETC法人カードの注意すべき点は、出資金以外のコストです。

  • カード発行手数料:864円(税込)/1枚
  • 年間手数料:864円(税込)/1枚(年1回)
  • その他手数料:毎月の走行距離の5%

この中でも特に費用がかさみやすいのが、毎月の走行距離の5%が徴収されるというもの。つまり、走れば走るほど、ランニングコストが膨らんでいく仕様になっています。

高速道路を頻繁に利用せざるを得ない事業内容であれば、ETC法人カードを発行する前に、じっくりとランニングコストを算出した方が良いかもしれませんね。

ETC法人カードの作成方法

さて、ETCマイレージサービスに登録できないこと、そしてランニングコストがかさみやすい点を踏まえていただいた上で、ETC法人カードの作成方法をみていきましょう。作成の流れは以下の通りです。

  1. こちらの『公式サイト』より申し込みをする
  2. カード申込書が郵送されてくる
  3. 申込書・必要書類を組合に返送し、出資金を入金する
  4. 法人ETCカードが発送されてくる

ETC法人カードはインターネットからの申し込みが可能です。この点を踏まえると、ETCパーソナルカードよりもスムーズにカードを発行することができそうですね。

ちなみに公式ホームページには、③の手続きを終えてからおおよそ10日程度でETC法人カードが発行されるとの記載もありますよ。

ETC法人カードの作成に必要な書類

ETC法人カードを作成するには、以下の書類が必要となります。

  1. 商業登記簿謄本(法人の場合)※写し可
    所得税確定申告書(個人事業主の場合)※写し可
  2. 車検証(写し)
  3. ETC車載器セットアップ証明書(写し)

個人事業主の方の場合、所得税の確定申告書を準備しておきましょう。その他、車検証とETC車載器セットアップ証明書が必要となります。

ちなみにETC車載器セットアップ証明書とは、セットアップ手続き(車両情報の登録)をしてもらう際に受け取ることができる書類です。

クレジット審査に自信があるなら無料で作れるETCカードを!

さて、ここまでは個人事業主の方が作成できるETCカードについて紹介してきましたが、クレジット審査を通過する自信のある方であれば、わざわざETCパーソナルカードやETC法人カードに手を伸ばす必要はありません。

すでにご存知かとは思いますが、最もスタンダードな方法にクレジットカードからの紐付けでETCカードを作成するというものがあります。

特に、年会費無料のクレジットカードを選んでおけば、ロングランでみた時のランニングコストにおいては雲泥の差が生じます。ビジネスにおいては、コストを抑えるというのも非常に重要なポイントとなりますよね。

ここでは、年会費無料でETCカードを紐付けできるクレジットカードをいくつか紹介していきますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

ライフカード

ライフカード
年会費無料
基本還元率0.5%
国際ブランドVISA/MasterCard/JCB
ETCカード無料
家族カード無料
こんな人におすすめ
  • クレジットカードによる決済額が大きい人(利用額に応じて還元率が上がるため)
  • 誕生日月に大きくポイント還元を得たい人(誕生日月は常に還元率3倍)
  • ネットショッピングもお得に楽しみたい人(L-mallの経由で還元率アップ)

Orico Card THE POINT(オリコカードザポイント)

オリコカードザポイント
年会費無料
基本還元率1.0%
※入会後半年間は2倍
国際ブランドMasterCard/JCB
ETCカード無料
家族カード無料
おすすめな人
  • とにかくザクザクポイントを貯めていきたい人
  • ダイニング分野をお得に楽しみたい人
  • 国内外の旅行パッケージツアーをお得に利用したい人

JCB CARD W

JCB CARD W
年会費無料
基本還元率1.0%
国際ブランドJCB
ETCカード無料
家族カード無料
おすすめな人
  • セブンイレブンやAmazonを利用している人
  • 海外旅行に安心感を備えたい人
  • ネットショッピングもお得に楽しみたい人

まとめ

独立して間もなく、クレジットカードの審査に不安を覚えている方でも、ETCカードを発行することは可能です。

クレジットカードの審査なしで発行するETCカードには、ETCパーソナルカードとETC法人カードがありますが、平日朝夕割引を享受したい方や、高速道路の利用が頻繁に見込まれる方であれば、ETCパーソナルカードを選択する方がお得度合いは高いでしょう。ETC法人カードの場合、高速道路を利用すればするほど手数料がかかるため、注意が必要です。

なお、クレジットカードの審査に通過する自信がある方であればぜひ、クレジットカードからの紐付けでETCカードを作成してみてください。年会費などのランニングコスト面で大きなアドバンテージがある上、各種クレジットカードで得られる様々なメリットも同時に享受することができるようになります。

他社からの借り入れや延滞履歴などがなければ、創業して間もない方でも、クレジットカードの審査に通過できる見込みはあります。ぜひ、本記事で紹介しているクレジットカードを候補に入れていただき、クレジットカードの審査に挑戦してみてはいかがでしょうか。

運よく発行することができれば、クレジットカードやETCカードの利用においてもポイント還元が得られるため、節約効果をスムーズに高めていくことができますよ。

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